おやつはなるべく手作りしてきたココタンですが、あくまで家庭で満足できることを基準としてきたので、全く手の込んだものではありません。

簡単すぎて衝撃的かもしれませんが、レシピの一部をご紹介します!

 

マクロビおかしやオーガニックおかしの中には、塩やりんごジュースを使って、ほんわかした甘みをだしているものもあるし、油分を最小限に抑えているものもあります。

しかし、経験上、子供はあまり満足しないのです。つまりマクロビのお菓子レシピは大人向けなのですね。

甘みが少なすぎるお菓子は、お菓子のなりをしているので目は甘さを期待しているのに、期待ほどは甘くない、すると満足回路が満たされず、結局食べる量が増える、ということに気づきました。

何より、子供にとっては、「市販のお菓子の魅力」に負けてしまいます。

 

また、油分を抑えすぎるレシピは、結局お砂糖をたくさん使うのです。

かといって、一般的なおかし作りのレシピは、誰もが納得する美味しさを追求するため、お砂糖やバターが大量で、甘すぎて毎日こどもに与えるには躊躇があります。

 

毎日の生活の中で、無理なく簡単に作れ、毎日食べさせても安心で、一切れでも満足できるくらいちゃんと甘さを感じるが、甘すぎない、そんな自分基準のポイントを抑えたレシピを、だんだんに追求していくようになりました。

 

通常のレシピからお砂糖をちょっとずつ減らし、油分をちょっとずつ減らし、

減らし過ぎたら元に戻し、、、という形で出来上がった黄金比が、「小麦粉カップ1(200ml)に対し、卵1個、お砂糖大さじ3杯、油分大さじ3杯」という比率です。

 

市販のお菓子の魅力に負けない魅力がある、お母さんの手作りお菓子。

 

生の生地の状態で、「味見をさせて〜」とねだられたり(「お腹壊すからダメだよ〜小麦粉は生では食べられないよ」「大丈夫だからちょっとだけぺろっとなめていい?そのヘラについたやつなめていい?」)、焼いているときの幸せな匂い(「あれ、おかあさん、なんかいい匂いする!ケーキ作ってるの?」)、焼きあがったときのワクワクなど、買ったものにはない、「過程」を味わうことができます。

日常の中に手作りのお菓子がある暮らしは、楽しいものです。作ってみると本当に、混ぜて焼くだけ、全くもってたったそれだけです(笑)

 

☆5分ケーキ☆

5分でできるから5分ケーキ!衝撃的に超簡単な、いつものパウンドケーキ風の基本生地です。

 

<材料>

①卵1個

②菜種油 大さじ3

③お砂糖 大さじ3

④ラム酒 大さじ1

 

⑤地粉 カップ1

⑥ベーキングパウダー 小さじ1

 

・オーブンを170度〜180度に予熱

・ボールに①〜④を混ぜる

(↑季節のフルーツはここに加えます。刻んだりんご、刻んだ梨、熟し過ぎた柿、レーズン+干し柿、ブルーベリー、茹でたかぼちゃ など、そのときお菓子に使えそうなもの。

生のフルーツを使う場合は、レシピと別に、刻んだ材料にちょっとお砂糖を振っておき、それをここに投入します。)

・ポリ袋に⑤⑥を入れて、口を閉じて振る(シナモンやココア、ココナッツパウダー、すぎなパウダーを入れるときはここに投入)

・粉類が混ざったら、さきほどのボールに粉類をあけて、ゴムベラで混ぜる

・型に入れて20分程度焼く

 

混ぜている時間は5分もかからず、あとは焼くだけ。

焼きあがって粗熱が取れたら、空気が逃げないようにホイルなどで全体を覆うと、しっとりした焼き上がりになります。

 

☆ココタンラスク☆

<材料>

①2日目の自家製パン(パン焼き器で焼いたもの)1/4斤

②はちみつ(またはメープルシロップ) 1対 ③菜種油 1

④シナモンかココナッツファイバー

 

・オーブンは150度に予熱

・パンは焼き上がり当日のものではなく、一斤の4分の1程度を切らずに、二、三日おいて少し乾燥させておくと扱いやすい

・パンを5mm程度の厚さにスライスします。薄く切るのががちょっと難しい

・②③を1対1の割合で混ぜる

・スライスしたパンの片側表面に混ぜた②③を塗ります。

・塗った上にシナモンを振るか、ココナッツファイバーを上からパラパラとふりかける、刻んだアーモンドやくるみでもよい

・オーブンで15分〜20分くらい焼く。焦げやすいので、タイミングを注意する

 

焼きあがったらザルや網の上で冷まし、冷めてカリッとなったらすぐ袋などにいれて湿気を防ぐ